基礎体温と排卵検査薬で自己タイミングをとってみたけど...
前回、自己タイミング法を試したお話をしました↓
結局、5ヶ月間自己タイミングをしてみたけど妊娠しませんでした。そこで思い切って病院を受診し、検査をした体験について書いていきたいと思います。
1回目の受診 | 検査内容とその流れ
この日に受けた検査は
- エコー検査(子宮・卵巣の確認)
- 排卵チェック(卵胞の発育確認)
- 子宮頚管粘液(排卵が近いか)
- 通気検査(卵管の通りを見る)
の4つでした。
まず最初にエコー検査をしました。
予想排卵日の3日前くらいに受診しましたが、その周期は遅れていたらしく卵胞(卵子の入った袋)がまだ育っていませんでした。
子宮や卵巣の異常は特になし。
生理トラブルはとくにないので、「多分大丈夫だろう」と思っていましたが、いざ検査するとなるとドキドキしました。
エコー検査の際に頚管粘液の状態も診てもらいました。
排卵が近づくと粘度や量が増えるので粘りの度合いを見るそうです。先生には「粘度は高めだけどもう少しかな〜」と言われました。
そのあと、卵管にガスを通す通気検査(ルビンテスト)をしました。
炭酸ガスの通っている音を聴診器で聞いて卵管が通っているかどうかを見るものです。
卵管造影より簡単な検査で、痛みもほとんど感じませんでした。炭酸ガスを入れるときに使う、バルーンの違和感の方が強かったです。
この検査でも異常はなく、卵管が詰まっている様子はなさそうとのことでした。
検査後は炭酸ガスが抜ける過程で横隔膜を刺激するため、肩甲骨やみぞおちに痛みを感じたり、お腹の張りを感じたりすると言われました。
たしかに肩がズキンズキンと痛くなりましたが数時間で痛みはなくなりました。
この日は当帰芍薬散処方され診察は終了しました。
この病院では妊活をしている患者さんに当帰芍薬散を処方しているらしく、血流を良くして子宮・卵巣の状態を整え、ホルモンバランスを整えるためのようです。
2回目の受診 | 排卵の確認でまさかの…!?
予定があり受診するタイミングが遅くなりました。前回の受診から1週間経っていたのでもう排卵後だろうと思いましたが、確実に排卵したことを知りたかったので再度受診をすることに。
エコー検査をしたところ、なんとまだ排卵しておらず、約25mmの卵胞を確認できました!
先生から「今日注射を打っておこうね」と言われ、hCG注射を打ちました。お尻に打ってもらいましたが、痛みはほとんど感じませんでした。
約30時間後に排卵するので明日タイミングを取ってねとのことでした。
そして、その日はホルモンを補うためにデュファストンが1週間処方されました。
2週間後にあらわれた体調の変化
2回目の受診から2週間後に風邪をひきました。微熱と倦怠感、少しの鼻水がありました。病院を受診しましたが、インフルエンザ・コロナは陰性。
それから高温期も数日続いていたので、気になって妊娠検査薬を使うことにしました。
すると、なんと陽性反応が!!
もしかして...とは思いましたが、実際に陽性反応を見てびっくりでした。数日前の風邪が実は初期症状だったのかも?とこの時に思いました。
正直、長期戦になるかもしれないと覚悟していたので、病院へ受診して1回のタイミングで妊娠できるなんてしばらく実感が湧きませんでした。
数日後、お休みの日に病院を受診して胎嚢を確認しました。この日はまだ心拍が確認できませんでしたが、1週間後の受診で無事心拍を確認することができました。
妊活をしてみて思ったこと
軽く見ていたわけではないですが、心のどこかで「妊活をはじめれば、すぐに妊娠できる」と思っていたところがありました。
私の妊活期間は半年で長いとは言えないかもしれないけど、それでも毎月生理が来ると「今回もだめかぁ...」と少し憂鬱な気持ちになりました。私はお酒が好きなので、そんな時は気持ちを切り替えて「今月は飲める!」と好きなお酒を楽しんでいました。(今は完母で2年ちかく禁酒中です...)
実際に経験してみて、妊娠って本当に奇跡で、簡単なことじゃないんだなあと実感しました。